プログラミング言語 Vala ― 2007年08月07日
Vala というプログラミング言語を知った。どうやら GObject 型システムをベースとした、C# っぽい言語、のようだ。
ソースコードを C に変換するようになっている。
GOB - GObject Builderを連想するな。
フラット革命 ― 2007年08月07日
いくつかのブログの書評で気になってたフラット革命がようやく昨日買えた。さっそく、昨日のうちに読みおえた。
さて、毎日新聞のキャンペーン記事が冒頭で触れられている。私も大新聞の中の人と何度が会ったことがあるのだけれども、ネットのことも良くわかっているような方は多かった。ウチの会社にしても出自は新聞の中の人だし。
ネット上を見ても「こちら側」の人は、当の毎日新聞にしても それなりにいるように見える。そうであってもあのような変な連載がスタートしてしまうあたり、いろいろ辛いのだろうな。私くらいの世代より後だと新聞を読んでいるほうが珍しいし。
後半のほうでは筆者もまきこまれた「ことのは事件」のあらましを紹介している。これについてはボンヤリと野次馬として眺めていただけなので、あらためて登場人物の関係が整理できた。
そして、一部の知識人等で担保されていた「公共性」が、無数の<わたし>へと移転し、個々人が生で世界と向きあう世界の登場を提示している。
話は一部領域に特殊化してしまうのだけど、先日のロフトプラスワンのイベントではアニメ・特撮関係について書いていくこと、公の場所にて語ることの意味と意図について語られていた。それこそ「作画崩壊」騒動のような状況において御用ライターと言われようともモノを書いていくこと。 その意思というか決意のようものに触れた時、私みたいな「コード」に軸を置いてる人間は何ができるんだろう、と考えた。
この本を読み終わった後にもそれはオタ方面には限らず、同様の疑問、言いようによっては無力感までも感じてしまう。
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