Ubuntu 12.04 で GitBucket を動かす2014年05月21日

GitHubみたいなものを自社のサーバ上で動かしたいという場合、 GitHub Enterprise以外では GitLabというのが有名です。

私自身でインストールしたことは無いのですが、Community Editionならば debやrpmも提供されていますので、 それを使うのがてっとり早いと思われます。

他の選択肢として最近話題になってるのは GitBucket です。Scalaで書かれており、warファイルをダウンロードして、

$ java -jar gitbucket.war

でとりあえず動いてしまうお手軽さです。

さて、Apache HTTP ServerをフロントにおいてSSL経由でアクセスできるように したいと思ったのでその時のインストールメモを書いておきます。まだ実運用に 至ってないので準備段階の殴り書き程度です。インストールの条件は以下のとおり。

  • OSはUbuntu 12.04
  • Apache HTTP Serverは https://host.example.com/ で稼働中であるとする
  • https://host.example.com/gitbucket/ でアクセスできるようにしたい

というわけで、ざっくりとした手順です。

# apt-get install tomcat7
# cp /some/where/gitbucket.war /var/lib/tomcat7/webapps/
# vi /etc/tomcat7/server.xml
     <!-- Define an AJP 1.3 Connector on port 8009 -->
     <!--
     <Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />
     -->
のコメントアウトしてるのを外して有効化する。
     <!-- Define an AJP 1.3 Connector on port 8009 -->
     <Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />
# a2enmod proxy
# a2enmod proxy_ajp
# vi /etc/apache2/sites-available/host.example.com
<VirtualHost *:443>
    ServerAdmin webmaster@example.com
    ServerName host.example.com
    (略)
    ProxyRequests Off
    ProxyPreserveHost On
    # /etc/tomcat7/server.xml の AJP 1.3 Connector のポート番号を指定
    ProxyPass /gitbucket ajp://localhost:8009/gitbucket
</VirtualHost>
# chmod 777 /usr/share/tomcat7
# service tomcat7 restart
# service apache2 restart
(ここで https://host.example.com/gitbucket/ にアクセスしてみる)
# chmod 755 /usr/share/tomcat7

こんな感じです。gitbucket はデフォルトのままだと /usr/share/tomcat7/.gitbucket という ディレクトリを tomcat が動いてる権限で作成するので chmod とか chgrp とかしないと うまく動かないかもしれません。

あるいは、WEB-INF/web.xml で

  <!--
  <context-param>
    <param-name>gitbucket.home</param-name>
    <param-value>PATH_TO_DATADIR</param-value>
  </context-param>
  -->

となっているところを適切に設定するといいのかも。

DELL XPS 15z で Ubuntu 14.04 (Trusty Tahr) を使う2014年04月18日

の続きです。いつも使ってるUbuntuを13.10から14.04にアップグレードしました。ちょっとひっかかりましたが動きました。Windows 7 とのデュアルブート環境で、UnityではなくGNOME を使ってます。

  1. リリースノートを読む
  2. 「ソフトウェアの更新」を起動
  3. ディストリビューションを更新する。

で、アップグレードしました。そしてリブート。Windows 7のブートメニューが現れ、そこからUbuntuを選択 (bcdeditでWindows 7のブートメニューが現れるよう設定してあります)。ここでエラーが 出ます。

error: symbol 'grub_term_highlight_color' not found

このエラーを出して grub のプロントが出てとまります。検索すると、Ubuntu 14.04 Update breaks grub, resulting in "error: symbol 'grub_term_highlight_color' not found"というバグ報告がありました。

もやもやと読んでてそういえば、と思って検索したら自分のブログ記事がひっかかりました。それが前回の 13.10 への更新時の記事です。根本的な解決があるんだろうけど、また逃げることにします。

  1. 手元に Fedora の live image の入った USB スティックがあったのでそれを挿して再起動。
  2. Fedora が立ち上がったらターミナルを起動。
  3. sudo して root になる。
  4. fdisk -l /dev/sda してパーティション調べる。
  5. WindowsのC:ドライブをマウント。\mbr.imgがあるので、名前を変更して保存。そして、dd コマンドで Linux のブートパーティションの先頭512バイトを\mbr.imgとして保存します。

以上で再起動します。USBを抜きます。見事14.04が起動しました。ちょこちょことエラーメッセージが出たりしてましたがとりあえず GNOME が使えてます。

市川市に国会議事堂を作る話はあったのか?2014年03月23日

千葉県市川市に国府台(こうのだい)という場所がある。市川市北部の江戸川沿いにある台地にある地域で、古くは有石器時代からの遺跡が存在し、その名の元になった下総国の国府も置かれていたという。社会人になって最初に暮らしたのは市川市南部の行徳だったけども、江戸川河川敷から見える高台のこんもりとした木々が印象にある。

さてこの国府台に勝海舟が国会議事堂を置こうとしたという説があるのだが出典がわからないという話がツイッターで流れてきた。以下がそのツイート。

ツイートしてるのは国会図書館のレファレンス協同データーベース事業のアカウントだ。図書館に寄せられたレファレンスの事例が流れてきて面白いのでいつもチェックしている。

遠くから見ただけで行ったことはないとはいえ、ちょっとだけ耳馴染みがあった地名なので興味深い。ツイートで参照されてるページを見てみる。

勝海舟が国会議事堂を千葉県市川市国府台に建設しようとしたという話があるそうだが、それが本当なのか根拠... | レファレンス協同データベース

このページにいくつかの関連資料を調べたが記述なしで未解決となっている。ただ、Wikipediaに載っているらしいと質問にある。ならばその記述を追加した人に聞けばいいのではないの?と考え、追記した人を調べて見た。

  • 市川市のページを開く
  • 歴史、のセクションに記述がある。ただ、出典は明記されてない (見たのは2014年1月13日 12:29版)
  • 特別:データ書き出しで「市川市」を指定
  • 市川市のページの過去の版ををzipで圧縮したものがダウンロードされる
  • ダウンロードしたファイルから「国会」の文字列を探し、一番昔に言及されてる版を見つける
  • 最初に書かれたのは2006年3月2日 17:04の版だ。書いた人はこの利用者だ。
  • この利用者のページを見ると書き込み無期限停止になっている。ブロックされたのは2006年8月13日。
  • 停止の理由が記されたページを見るとひらがなを多用した文章を書く、嘘を書く、複数のアカウントを使うなどしたのが原因らしい。
  • ということはこの内容は創作か?

そんなわけで、国会議事堂が作られたという説はWikipedia上での捏造かもしれないとレファレンス協同DBに連絡してみた。そしたら関係者に伝えるとのお返事を頂いた。

さて、この記述が追加されたのは2006年3月2日である。

そもそもこの情報について言及した他のページはないかとググって見たが、見つけたのは以下のページ。

などである。どのページでも出典はわからないとしている。

そして、これらはいずれもWikipediaに追記された日時よりも新しいページだ。ひょっとするとWikipedia上で創作された内容が世間に広まり、国会図書館にまで伝わったのかもしれない。もちろん、以上の情報だけでは国府台に国会議事堂が作られようとしたとの説が昔から出回っていたことを100%否定できるわけでもないのだが。

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