「乙女の港」の復刻版を買った2010年03月16日

先日、近所の本屋に立ち寄ったら、川端康成の「乙女の港」の復刻版が新刊として出されていたのを発見した。残念ながら箱に付けられた帯に破れを見つけたので、そこの本屋では買わなかったのだが、本日、有楽町の三省堂にて購入。

しばらく前のことだが、「乙女の港」のことについての評判を聞きつけた私は、読んでみたいなと思って新刊の本屋や古本屋、図書館を探し回ったのだが、見つけることができないでいた。とある神保町の古本屋で初版がカタログに載っていたのだが、さすがに手を出すのはためらわれた。

しかししばらく探すうち、ようやくネットで古本を発見、状態は悪いものの、値段もそれほどでもないので購入してしまった。その後、戦後になって別の作品と一緒になって刊行された別の出版社からの本も入手した。

そんなわけで、私の持ってる古本と今回購入した復刻版を並べてみた。

「乙女の港」古本と復刻版

ちなみに古いほうの奥付は以下のとおり。

「乙女の港」古本と復刻版

それなりに版を重ねたものの、戦災で多くは失われたと復刻版に付属の新かなづかい版の後書きにはあるが、実際のところはどの程度なのだろうか。


羽鳥書店まつりに行ってきた、買ってきた2010年02月14日

この前の休日(2/11)、そして本日 2/14、駒込の大観音寺境内にて開催された「羽鳥書店まつり」に行ってきました。きっかけは twitter です。

会場は学生時代に住んでた場所に近くてちょっと懐かしい。2/11の日は小雨だったこともあり肌寒かったですが、それでも本が積まれたテントのまわりには熱心な人がいっぱい。私も本好きとしてあれこれと手に入れたかったのだけれども後の予定のことも考えて新書などを少しばかり。

そして今日、2/14 はようやくに雨が止み、本買いに行くには絶好の日和。「B-ぐる」に乗って白山上の南天堂書房の前で降りて会場へ。

羽鳥書店まつり 全景


今日は雨が降ってないということでテント以外の場所にも平台が設置されてより賑やか。私はさっそく棚をまわり本を何冊か手にする。かなりのものが 100円や500円ととても安価でうれしいのですが、ちょっと高めの値段がつけられた一角もあり古い本棚に入れられて置かれてました。

そうした本のうちの一冊を手に取ると中に今回の出品者である羽鳥書店の方宛への手紙らしきものが挟み込まれていました。その場にいたおまつりのお手伝いの方にそのことを伝え、手紙は受け取り主の方に戻していただきました。ところで私が話したその方の腕に貼られてた名前に見覚えが。ひょっとすると「不思議(はてな)」の方だったかもしれません。この店では以前三菱銀行の古い宣伝チラシを購入したことがあります。

やっといくらか楽になる

さて本もひととおり見たあと「あの本棚いいよね」と嫁さんが興味を示していた小さい古い本棚、実はその本棚も売り物であることを嫁さんに伝えると、さっそくどれがいいのかを見定めに。どの本棚にも値札がついてたのだけど一つだけ値札の見当たらないものが。もう予約済みかと思ったのですが、念のためにスタッフの方に尋ねてみると裏に値札が隠れておりました。即、購入を決断し、本と一緒に会計へ。

本の購入者には甘酒もふるまわれており、二人して温まった後、新刊コーナーで見つけた上野駅の本を購入し、辞去。

そのあとは千駄木~谷中~千石方面をめぐって帰宅。本棚は台所へと設置されました。

新しい古い本棚


入門GTK+2009年10月14日

オーム社の方より御恵贈いただきました。ありがとうございました。

明日発売となる「入門GTK+」はひさしぶりの GTK+ についての本です…といった出だしから紹介を書こうと思ったのですが、本書籍に関わられたクリアコード社の方が紹介文を書かれておりますので、内容についてはそちらをご覧ください。読み方としては最初の2、3章を読みこんだ上で、あとはリファレンス的に眺めていくのがいいかもしれません。

入門ということで、GLib でのオブジェクト指向の実現方法についての詳しいところ、などなど、突っ込んだところまでは解説してはいませんが、それでも既存のウィジェットを拡張して自作のウィジェットを作る章などは割にマニアックな感じです。

また、アプリケーションの多言語化のために必要な作業についても触られているのは個人的にはポイントが高いです。

もっぱら Ubuntu 9.04 での開発をターゲットとして書かれてはいますが、Fedora 11、OpenSUSE 11.1、Windows Vista での開発方法もまとめて紹介されています。

本書への要望というのではありませんが、GTK+ や GNOME 用のアプリケーションで本書で紹介されている以外に標準的に使われていたりするツールやライブラリ、現在開発が進められようとしている GNOME 3.0 に向けた技術の紹介などもある書籍や記事も読んでみたいものです。

さて、最近、NetWalker という携帯用のパソコンのようなものを購入しました。この NetWalker は Ubuntu という OS の上に GNOME 環境が動いているのですが、この NetWalker のためのアプリケーションを書くために GTK+ 使って何かやってみるかなぁ、と思ったところにこの書籍。まさにいいタイミングです。

NetWalker 以外にも、Linux を採用したデバイスやネットブックが登場してきていますし、Ubuntu のようなインストールが容易でよくまとまって使いやすくなってきた OS がそれなりに市民権を得てきました。これによって、また、GTK+/GNOME 関連も活発になることを期待しています。最後に個人的な宣伝になりますが、GNOME 日本語翻訳チーム をぼちぼちとやってますので、こちらもよろしくお願いします。

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