KVM 上の Windows のディスクイメージをリサイズ ― 2012年08月16日
Ubuntu サーバー上で KVM を動かして、仮想マシンを作って遊んでます。サーバー機なのですべて CUI を使おうと、libvirt のコマンドラインツールで操作してます。
で、Windows 7 をインストールして、VNC (Vinagre) でアクセスしてみるのですが、それなりにちゃんと動きますね。便利なもんだ。
さて、ディスクはとりあえず 32GB を raw 形式で作ったのですが、さすがにちょっと少ないかなということで 64GB にします。
# virt-filesystems --long --parts --blkdevs -h -a /vm/windows Name Type MBR Size Parent /dev/sda1 partition 07 100M /dev/sda /dev/sda2 partition 07 32G /dev/sda /dev/sda device - 32G -
/vm/windows がディスクイメージです。これを 64GB にします。
まず、64GB の空っぽのファイルを作ります。ファイル名は /vm/windows.new で。
# truncate -s 64G /vm/windows.new
これはすぐに終わります。virt-resize コマンド使って最後のパーティションを広げつつ、古いディスクイメージを新しいディスクイメージにコピーします。
# virt-resize --expand /dev/sda2 /vm/windows /vm/windows.new
するとコピー、および、ntfsresize が走って /vm/windows.new ができあがります。
あとは virsh edit などでディスクイメージのファイル名を書きかえて起動。
Windows はパーティションの内容が変わったことに気づき、chkdsk が走ったあと、起動します。おしまい。
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