数寄屋橋の桜 ― 2009年04月03日
新年度会 ― 2009年04月17日
「維新とフランス——日仏学術交流の黎明」展を見に行く ― 2009年04月19日
昼御飯あとの散歩がてら東大構内を目指して歩いてたら、「そういえば博物館で何か見たいものがあったような」ということを思い出す。
2007年に使用開始された懐徳門をくぐり、 東京大学総合研究博物館へと足を向ける。開催されていたのは 「維新とフランス——日仏学術交流の黎明」展。 入場無料なのがうれしい。
入るといきなり、エジプトのミイラが展示してあり、驚かされる。 こういうのが普通に売られていた時代があったのだなぁ。 明治初期の東京の地図もあり、馴染みの場所を探しては楽しむ。
さて、今回来るきっかけとなった記憶にあったのは 明治天皇のもっとも古い写真というもの。
菊の御紋の額に飾られていた。解像度の関係か、顔ははっきりとはわからなかったが、わりにくつろいだ感じで写っていたのが面白い。次の部屋には東大収蔵品一号と二号である明治天皇と皇后の有名な肖像写真があった。これも同様の菊の額。
ほかにも古写真、手紙、古本、ポスターなどがこれでもかというくらいに展示してあり、これを無料で見られることに感激した。スフィンクスと侍の写真など、 いままでにどこかの本などで見たことのある資料が普通に 飾られている。写真等の劣化を防ぐためか、全体に照明が暗いのは仕方がないところか。
パリの万博で配られていたビラなどを施設団が収集したファイルも あったのだが、場内で作成された入場カードらしきものに添付されて いた顔写真が侍の顔だったのは、そのギャップが楽しい。
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