スペイン旅行とインフルエンザ騒動 ― 2009年06月03日
さて手付金を払ったころくらいから、不穏な空気が海外旅行業界を覆い始める。そう、新型インフルエンザ騒動だ。4月末くらいから日本への入国者への検疫が開始され、感染疑い者が出る度にニュース速報が流れるという実の無い騒ぎが始まった。感染した学校の生徒に対して心ない中傷がおこなわれるは、空港での検疫をすりぬけた人がいて検疫体制が非難されるは、といった喜劇のような事態が展開されはじめた。
折しもゴールデンウィーク、サーチャージ撤廃で心踊らされていた旅行業界は青ざめていたそうな。
さて我々はといえば、どうせ出発する6月には感染者も増えてニュースにもならなくなり、この馬鹿げた検疫も早晩なくなるであろうとタカをくくっていた。そうはいっても催行中止になるのは悲しいので、残金を払いに行くついでに、旅行会社に確認をしにいくこととなった。
6月3日、旅行会社のカウンターを訪れ、ツアーの状況を尋ねてみた。結果を言えば、現状は開催に変更は無しとのことで安心。スペインの状況はどうですかね、といった質問も投げてはみたが、正直なところなんともいえないというところ。まー、そんなものかな。
参加人数はさすがに減っており、会社から行くのを止められた人もいるらしい。関西に行くことすら危険といわれているこのご時世、海外も関西も関係なかろうと、残金を払込み、保険も契約。スペイン行は確定となった。
ところで支払いはクレジットカードを使ったのだが、限度額の高くない私のカードでは上限にひっかかってしまうため、前金はAカード、残金はBカードといった具合で回した。このときばかりは限度額の大きなカードにちょっと心惹かれはしたが、通常の生活ではメリットもないので gnucash の記録簿とにらめっこして片をつけた。
その昔に米国へ仕事で行った折に、私の切符をカード払い、同行者の切符を現金払いで行ったことがある。で、米国からの出国の際に、現金払いの切符を持っていた同行者のみが身体検査の厳しいゲートに押し込められるというハメになった。いつもニコニコ現金払いというのも時と場合によるんだな。
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