Second Life についてのまとまりのない文章2007年03月10日

去年くらいから、その名を目にするようになった Second Life、 話に聞くだけでなく、実際にやってみなければわからんだろう、ということで、 遅ればせながら私もしばらく前から始めてみた。

なお MMORPG など、オンラインゲームには手を出したことがない。ネットワークでの ゲームということでいえば、正確には、 アイドルマスターなどはやったことはあるけど、なんにしてもゲーム、というのが苦手。 遊べば確かに面白い。でも、やってるうちに与えられたイベントやストーリーを消化している だけなのに自分の操作をそちらに集中しなければいけない、というのが何か強迫観念に なってくるような気がして、だんだん遠のいてしまう。Second Life というのは特に 何かストーリーが設定されてるわけでもない、そして、自分で何かを「作る」ことが できる世界である、というところに魅かれた。

Second Life“不”人気、7つの理由 で挙げられているような「問題点」のようなものはあるし、それは実際にやってみると 気づく。ニュースで話題になってたような企業の施設を訪問しても閑散としていて 「へぇ」だけで終わってしまったりするし。

しかし、それらを了解した上でもやっぱり楽しい。NetNews の alt.bbs.* で 海外のパソコン通信事情を知って刺激されたり、 Mosaicに初めて触れ、NCSAやNTTの新着情報のページを起点に世界 中のサイトを見てまわったり、日本語のアニメ情報が余りなかったので、 CERNのサーバで自分のページを作ってたりしていたら、rec.arts.anime.* で 紹介されてアクセスが増えたり……そんな頃の気分にも似ている。

昔の話といえば、TinyMUDなんてのも あった。大学内の計算機にマイコンサークル用のサーバが上げられ、アクセスしてたり もした。いまのコンピュータならもっといいもの作れるよなぁ。でも、MMORPGみたいなのは 違うよなぁ、と思ってたら、Second Life みたいなサービスが登場したのを聞いた 時には嬉しくなった。

Second Life に関連する話題を漁ってたら IT潮流のPodcastで 話題になってたのを見つけた。聞いていたら、VRMLの 話題も出ていた。やっぱりみんな同じものを連想するのね。VRMLブラウザ以外 にもいろんな3D系のクライアントが流れた時期があった。

Second Life はクライアントがオープンソースで公開されたので、そのうち、perl の Net::SecondLife といったモジュールが出てくるかもしれない。いや、もう出ているかも しれない。そうなると Web サービスが Second Life の世界への窓口としても使える だろうし、いろんな情報が Second Life と Real Life の間で行き来することに なるだろう。

そしてそのうち、サーバ側の実装についても公開されるなり、オープンソースのもの が出てくるかもしれない。W3C や IETF みたいなところで標準化されるかもしれない。

などとつらつら考えていたら、似たようなことを考えている人はいくらでもいるようだ。 Towards Third LifeSecond Lifeをやってみて思ったこと といった記事を見て、自分もブログに書いてみた。

<< 2007/03 >>
01 02 03
04 05 06 07 08 09 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

RSS