「日本初のアニメーション作家 北山清太郎」など2007年08月11日

ササキバラ・ゴウのサイト」 の 8/10付記事で知ったのだけれども、(WindowsでIE使わないとページが表示できない)臨川書店からビジュアル文化シリーズの一つとして、 「日本初のアニメーション作家 北山清太郎」という書籍が出たらしい。これは面白そうだ。

たとえばアニゲノム 第1部/第5回「線画の奥義」にあるように、日本"最初"のアニメは漫画家の下川凹天と幸内純一、そして北山清太郎の三人によってそれぞれ独自に作成された、というのが一般に言われている話である。

ただ、明治40年代に日本で作られたらしいアニメーションフィルムが発見されたというニュースがあったよなぁ、と思ってあらためて検索してみると、アニメ!アニメ!: 日本最古のアニメ発見?という記事を発掘した。これは当時も見たよなぁ、と思って眺めていたら、コメント欄にこの書籍の著者の津堅氏が登場している。ひょっとしたらこのフィルムのその後についての話も触れられているのだろうか (関係ないが、アニメ!アニメ!は誤字が多いような気がする)。

ところで、同著者による「アニメ作家としての手塚治虫」は5月に読んだのだが、数日前に読んだ「アニメビジネスがわかる」 でも引用されていた。p.144よりその部分を引用すると、

一般的に日本のアニメ制作費は「安い」とされているは、それが『鉄腕アトム』製作時に手塚治虫が決めたとされる受注価格五十五万円にずっと主導されてきたからである
(中略) ところが最近、津堅信之氏の著書『アニメ作家としての手塚治虫』(NTT出版、二○○七年)によると、虫プロダクションはアトムの制作費として代理店の萬年社から一話につき一五五万円を受け取っていた事実が明らかになった

とある。

鉄腕アトムの受注価格が安かった、という話はあちこちに今でも見られる。たとえば、ウィキペディアの「アニメの歴史 (2007年8月2日 16:12版)」でも紹介されている。

なお、この「アニメビジネスがわかる」の存在を私が知った WEB アニメスタイルの「アニメ本・聞いた・見た・買った(17) 記録、ビジネス、河童に突破」によれば、誤記や奇妙な記述が見られる、とのことである。編集の問題なのだろうか。

なんにしても、一度書籍として世に出てしまうと、もし誤りがあったとしてもなかなか訂正が広まりにくい、という問題はあるなぁ。それこそ、Amazon あるいは国会図書館あたりに正誤表がまとめられると面白いのだけれども……。

アキハバラ買い出し紀行2007年08月11日

Vista機と新サーバ機

先日壊れたサーバの代替機を 組みたてるために、秋葉原へ買い出しに。

といった構成。低消費電力を狙ってみたが ちゃんと動くんだろうか。 まずはBIOSの更新などしなきゃならん。

いくつかの喫茶店で休み、休み、秋葉原を歩きまわる。 パーツ関連以外にいろいろ買うために、パーツ屋以外も 巡ったのだけど、 店を回る順番を間違えてしまい、無駄に南北方向に往復してしまう。それにしても熱い。

ひととおり揃えて、いったん帰宅。パーツを置き、洗濯し、さらに情報収集して、再度秋葉原へ。

まず、不安定なVista 端末の CPU クーラーを買う。リテールクーラー以外を自作で導入するのは初めて。

さらにフロント用にケースファンを4つ。今回新規に組みたてるサーバ機とVista端末機に2つずつ取り付ける予定。

さらにFDDユニットなども調達し、帰宅。途中、カフェ本で夕飯。

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