現金は信用できない?2009年02月24日

その昔アメリカへ行ったとき、帰りの飛行機で同行者と二人で搭乗しようとした時のこと。私は出国検査をさっと通過できたのだけど、同行者は検査の厳しいゲートをくぐらされるハメになって、ちょっと大変だった。テロ後だったこともあってか、そのゲートにでは中東系の人などが多数ひっかかっていた。

で、なぜ私は検査が軽くて同行者がひっかかったのかというと、持っているチケットの決済手段の違いだった。2枚分のお金を支払う際に私が立て替え払いしたのだけど、私の持ってたクレジットカードの限度額では一枚しか買えなかったため、もう一枚を現金で支払った、というのが理由だったのだ。私が持ってたのがカード払いのもので、同行者のチケットが現金払いで入手したチケットだった。

どうもアメリカでは現金というは信用されてないらしいと、その時思った。

さて、去年読んだ本、「信用偏差値」―あなたを格付けする (文春新書)は、そのようなアメリカでの「クレジットスコア」について書かれていた。住宅ローンの金利で差がつくといっただけでなく、就職の際にも採用の可否に影響するとかなんとか、笑い話みたいな変な話であった。

ロンブーもビックリ!?人間格付けのクレジットスコア というZAKZAKの記事など、この話を日本でも見るようになったけど、日本でもそうなるんかなぁ。

コメント

_ Mickey ― 2009年02月25日 05時55分

アメリカでは個人が契約で保証人をたてるという習慣がないため、貸し倒れを防ぐためにクレジットスコアが必須になるようですね。あらゆる契約で事前に調査されます。

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