JANOG初日その32006年01月19日

IPv4が残り少なくなったときのことを考える

IPv4の枯渇が近くなった場合の世界のことについて討議するセッション。

  • 日本にとって必要なのはあと /8 が 4 つくらい? でも、携帯電話などを考えるとひょっとしたら 10以上必要になるかも、みたいな話。そんなことは他の国や地域が許してくれるのか? (世界的には残り 30 くらいしかない)
  • アドレスの確保のために企業のM&Aがおこるかも
  • アドレスのブラックマーケットができるかも
  • 南北問題、の発生による政治問題化
  • 十分に確保したIPv4アドレスを使い続けるところ、IPv6へ以降する ところ、かってなIPv4アドレス空間に移ってしまうところ、みたいな複数の 世界にインターネットが分断されるかも

なんにしてもIPv6への準備は今のうちにやっておくべし、みたいなところではあったが。

コメント

_ tss ― 2006年01月20日 07時14分

「v4 アドレスが資産に扱われる企業買収」って話は10年前から聞く気がするんですが、現実に起きてるんでしょうか? 石油の枯渇問題(こちらは本当に推定埋蔵量も増えてますが)に似て狼少年っぽくて…。

_ 草野 ― 2006年01月21日 12時22分

まぁ、まだまだIPv4に対する飢餓感は無いのでM&Aのコストのほうが
まだ高いでしょうね。たぶん現実には起きてないんじゃない
ですかね。

_ ×○○× ― 2006年02月15日 17時03分

フレッツドットネットかOCNであれば315円ちょっとでIPV6環境になるそうです。
両方は同時に使えないそうです。
しかしWindowsXP必須らしいです。Windows2Kにプロトコルだけ入れてどうにかなんないもんでしょうか?
普通にメーラーとかブラウザを自分で作ってIPV6での動作確認をする。
全然意味は無いかもしれないけれど微妙にロマンです。

庶民の場合フレッツドットネットはちょっとやりかたがわからないので
OCNでいろいろ実験できそうです。

So-netやniftyも数年前にipv6テストを公開しているので
アサヒネットも頑張って欲しいところです。
ISPのコストを考えるとインターネットよりフレッツ網に対する
プロバイダーとしてのアプリケーションや実験のほうが受けそうな気がします。

どんなもんでしょう?

_ 草野 ― 2006年02月15日 23時54分

Windows 2000 でも IPv6 を使うためのキットは Microsoft が
提供していましたが、今でも動作するのかどうか、については確認した
ことがありません。

アサヒネットの IPv6 対応ですが、アドレスブロックの確保ですとか、
一部のネットワークでの実験、みたいなことはやってはいるのですが、
まだ大々的に利用したい方を募集する、という段階では残念ながら
ありません。

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