昔話(4) ― 2012年08月24日
の続き。
そんなわけで PC-6001 を手に入れ、プログラムを作り始めました。PC-6001 は ROMカートリッジやカセットテープで市販のソフトもそれなりに供給されていたのですが、小遣いがあるわけでもなく、もっぱらマイコン雑誌のプログラムを入力するのがメインでした。マイコンBASICマガジンのハンバーガー・ショップ (動画)で遊んだのは良く覚えています。
入力するだけでは飽き足らず、自分でもプログラムを作りました。BASICのみだとどうしても速度が足りないため、「マシン語」を紙と鉛筆を使ってハンドアセンブルでZ80のコードに変換し、入力もしました。グラフィックエディタが欲しくて、自作しました。画面に十字カーソルを表示し、それをキーボードのカーソルキーで操作してドットを打ったり、線を描いたりし、それをカセットテープに保存したりしました。
「拡張BASICカートリッジ」「ボイスシンセサイザー」あたりも非常に憧れたのですが、店頭で触るのがせいぜいでした。PC-6001mkII、SR、6601、6601SR など、後継機種が出るに従い、自分の機種の非力さを実感し、しばらくは触らない時期が続きました。
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